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トイ・プードルといえば白い毛色をイメージする方も多いのではないでしょうか。
トイ・プードルの愛らしさを引き立たせる白さは人々を魅了し、さまざまな毛色の中でも人気があります。
今回は、白いトイ・プードルを飼おうと考えている方や、既に飼っている飼い主さんのために、白いトイ・プードルの性格や特徴、お手入れ方法などについて詳しくご紹介します。
なお、トイ・プードルに興味がある方は【トイ・プードルについてトイプー専門家が詳しく解説!】もご確認ください。

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白いトイ・プードルの特徴は?

トイ・プードルは、根本的な気質は毛色によって大きく変わりませんが、体質や性格などの特徴が若干変わるといわれてます。
なお、特徴については一般的な見解であり、犬によって個体差があるため参考としてご確認ください。
被毛に関する特徴
白いトイプードルは、他の毛色よりも毛量が少なく抜け毛も比較的少ないといわれています。
なお、トイ・プードル自体、色に関わらず他犬種と比べて毛が抜けにくく毛量が多いのが特徴です。
また、白い被毛は他の毛色よりも汚れが目立ってしまいますが、愛犬の変化に気付きやすいというメリットがあります。
何かしらの原因で炎症などを起こしている場合も、白い毛の中で皮膚が赤く変色していると目立つため、ブラッシング時などに異常に気づきやすいです。
その他の特徴
白いトイ・プードルは、皮膚が弱く皮膚トラブルを起こしやすいのが特徴です。他の毛色より一層皮膚のケアに注意を払う必要があります。
また白いトイ・プードルは、鼻や瞳の色などの色素が濃く黒いところもトレードマークで、これをブラックポイントと呼びます。
この白と黒のコントラストは、白いトイ・プードルならではの色合いです。
白いトイ・プードルの性格

個体差がありますが、白いトイ・プードルは甘えん坊な性格が多く、オスは特にこの性格が現れやすいといわれています。
また、飼い主に従順な性格な犬が多いため、過剰に甘やかすことなく適切なコミュニケーションをとれば、上手く上下関係を築くことができるでしょう。
一方で寂しがりやな性格でもあり、愛犬との時間を取れない状況が続いてしまうと、ストレスを抱えやすくなってしまいます。
ストレスは、さまざまな健康トラブルを引き起こす原因となりますので、愛犬とコミュニケーションを取る時間をしっかりと確保しましょう。

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白いトイ・プードルのお手入れ方法
白いトイ・プードルは、美しい白い被毛を保つための日頃のお手入れが欠かせません。
なお、その他の犬のケア方法について詳しく知りたい方は【犬のケア方法カテゴリー記事一覧】をご確認ください。
涙やけ
白い被毛は非常に美しい反面、涙やけが目立ちやすいというデメリットがあります。
そのため、常に目の周りを清潔に保つようにしましょう。
放置してしまうと、涙による菌が繁殖してしまい、更に涙やけを悪化させる原因となってしまいます。
涙やけのお手入れは、湿らせた清潔なガーゼやコットンで、色が変わっている箇所を優しく拭いてあげます。
また、周辺の毛が目に触れると目が刺激されて涙やけが悪化してしまうおそれがあるため、定期的なカットも涙やけを抑える効果的な方法の1つです。
なお、涙やけについて詳しく知りたい方は【トイ・プードルの涙やけに配慮したドッグフード選び】をご確認ください。
シャンプー
白いトイ・プードルの特徴である、白い被毛を保つためには定期的なシャンプーが必要です。トイ・プードルは3週間〜4週間に1回の頻度でシャンプーをすると良いとされています。
シャンプーをしすぎてしまうと、余分な皮脂だけでなく必要な皮脂までも落としてしまい、皮膚トラブルを引き起こす可能性もあるため、シャンプーの頻度には注意しましょう。
シャンプー中やシャンプー後などに、愛犬の皮膚に異常が見られた場合は、獣医師に相談してください。
ブラッシング
トイ・プードルは他の犬種と比較すると皮脂が多く、特有の毛のサイクルをしているため皮膚のトラブルが多い犬種です。
また、チャームポイントであるカールした毛は、絡まりやすく毛玉になりやすいです。
毛玉になってしまうと、その箇所を切らなければいけなくなり、イメージしていたカットスタイルに出来なくなってしまうこともあります。
ブラッシングは白いトイ・プードルの被毛を美しく保つだけでなく、通気性を良くし皮膚の健康を守るためには不可欠なお手入れです。
愛犬の綺麗な被毛と健康維持のため、毎日ブラッシングを行いましょう。

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人気のカットスタイル

トイ・プードルは、他の犬種と比べると被毛の伸びるスピードが早いため、いろいろなカットスタイルを楽しめます。
白い被毛を生かしたカットスタイルもあるので、愛犬に似合うものを見つけましょう。
テディベアカット
現代において、イメージされるトイ・プードルはテディベアカットが多いのではないでしょうか。
トイ・プードルの特徴である毛量を生かすことができて、どの毛色でも似合うカットスタイルになります。
白いトイ・プードルのテディベアカットは、白くふわふわした姿が雲のようになり、その愛らしさから非常に人気があるカットスタイルです。
アフロカット
アフロカットは、テディベアカットに負けないほど人気のあるカットスタイルです。
スラッとした身体とアフロのギャップが、とても印象的でインパクトがあります。
白いトイ・プードルのアフロカットは、もこもこした白いアフロヘアーに、黒いつぶらな瞳の組み合わせが愛らしいカットスタイルです。
コンチネンタルクリップ
コンチネンタルクリップは、歴史的に愛されてきたトイ・プードルのカットスタイルです。
上品で優美な印象になり、白いトイ・プードルにぴったりです。
最近あまり多く見かけるカットスタイルではありませんが、体格がしっかりしているトイ・プードルや、マズルの長いトイ・プードルによく似合うので、ぜひお試しください。
ラムカット
ラムとは子羊という意味で、羊のようなラムカットは白いトイ・プードルにぴったりです。
また、耳周りの毛を長く残すため、女の子っぽい印象が強くなりまので、メスの白いトイ・プードルに多くみられるカットスタイルです。
モヒカンカット
モヒカンカットとは、名前の通りトイ・プードルの頭をモヒカンヘアーにするカットスタイルです。
元気な印象になり、かっこよさをアピールすることができるでしょう。
毛量が多いトイ・プードルであれば、モヒカン部分のボリュームもアップしてより印象が強くなります。
まとめ

今回は、毛色の白いトイ・プードルについて詳しくご紹介しました。
白いトイ・プードルは、白く美しい毛と見た目の愛らしさで、多くの人を魅了している犬種です。
また個体差があるものの、白いトイ・プードルならではの甘えん坊な性格なども人気の秘訣でしょう。
定期的なお手入れだけでなく、食事をはじめとした健康管理やしつけをきちんと行えば、愛犬との幸せな毎日が待っているはずです。
健康管理に欠かすことができない、犬の食事についての情報は【犬の食事カテゴリー記事一覧】をご確認ください。

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うちのトイプー記事作成担当。犬の管理栄養士、犬の管理栄養士アドバンス、ドックトレーニングアドバイザー、ドックヘルスアドバイザー、愛玩動物救命士、愛玩動物介護士、ペットロスケアマネージャー、犬猫行動アナリストなどのペット関連資格を保有。愛犬との出会いをきっかけに「人と犬の生活をより良くするための力になりたい」という思いが強まり、犬の栄養学記事を主に執筆する。メスのチワワ×ミニチュアダックスフントのミックス犬2頭と共に暮らす。
Petime.Plus公式HP:https://petime-plus.com/

うちのトイプー開発責任者。犬の管理栄養士、愛玩動物救命士、ペット看護士資格、ペット介護士資格、ペットセラピスト資格、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー、その他上級食育士、アレルギー対応食アドバイザーなど、数多くの資格を保有。過去にドッグトレーナーとして働き、現在は愛犬ゴールデンレトリバー、ドーベルマン(元保護犬)、ボルゾイ、ボーダーコリー、愛猫3匹と暮らす。愛犬バーニーズマウンテンドッグの腫瘍発覚後から、長年の間犬の生物学を学ぶ。