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トイプードルの保護犬の迎え入れ方や保護犬を迎え入れる準備など

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悲しいことにトイプードルに関わらず捨て犬は非常に多く、里親探しをしている団体もたくさんあります。

保護犬を家族として迎え入れる場合は、病気や性格への配慮など気を使うことも多いのですが、家族がいないトイプードルに温かな家族を作ってあげることはとても大切なことです

今回は、トイプードルの保護犬を迎え入れたいと考えている飼い主さんに役立つ情報をご紹介します。

なお、トイプードルの基本情報について知りたい方は【トイ・プードルについてトイプー専門家が詳しく解説!】も合わせてご確認ください。

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トイプードルの保護犬の家族を探している団体

ここでは、トイプードルの保護犬に新しい家族を探している団体についてご紹介します。

トイプードルの保護犬をお探しの方は、是非各サイトをご確認ください。なお、保護犬の迎え入れに必要な情報を次章でご紹介しますので、合わせてご確認ください。

【ペットのおうち】

「ペットのおうち」では、様々な犬種の捨て犬が登録されており、トイプードルの保護犬も数多く登載されています

譲渡のときには幾つかルールがあり、里親になるときには誓約書の記入など様々な規定があります。詳しくは、以下ペットのおうちでご確認ください。

https://www.pet-home.jp/

【ジモティー】

「ジモティー」は登録している個人が里親を募集しており、性格や健康状態、性別や年齢などの情報が書かれています。

トイプードルの里親探しをしている方も非常に多いので、気になる方は以下ジモティーをご確認ください。

https://jmty.jp/all/pet-dog/g-1873

【anifare】

anifareは、全国300ヶ所の動物病院と提携している里親募集サイトでトイプードルの里親探しもしています。保護犬たちは動物病院で健康診断を行っており、飼育アドバイスなどの相談も可能です

https://anifare.jp/

【いぬむす】

いぬむすは、犬の里親募集検索サイトでトイプードルの里親探しも行っています。様々なサイトの里親募集情報をまとめて登載しています

https://inumusu.net/

トイプードルの保護犬の迎え入れ準備

ここでは、トイプードルの保護犬を迎え入れるときに準備したいものや、整えておきたい環境についてご紹介します。

新たな家族、トイプードルのために準備しておきたいもの

保護犬としてトイプードルを迎える場合は、以下グッズを準備しておくと良いでしょう。ここでは、すぐに必要となる基本的なグッズのみ紹介させていただきます。

ゲージ、またはサークル

室内フリーで飼う予定であっても、サークルやゲージは必須です。保護犬は新しい環境で自分が置かれている状況等が分からないため、とても不安です。

精神状態が不安定になることも多いため、「安心できる自分だけのスペース」としてゲージやサークルを準備してあげましょう

寒い時期は中に毛布など温かな素材を敷いて、温湿度の管理をすることが大切です。

ゲージやサークルの中でも落ち着けない場合は、少し暗くなるようゲージやサークルにタオルや布をかけてあげると良いでしょう。

②ドッグフード

新しい家に来たばかりのトイプードルは、精神面の不安定さから食欲が低下することがあります。ドッグフードの好みが分からない場合は、数種類準備しておくことをおすすめします

また、嗜好性の高いオヤツやおもちゃも準備しておくと良いでしょう。

なお、愛犬のドッグフード選びに悩んでいる方は【犬に無添加ドッグフードがおすすめな理由】【トイプードル用ドッグフードはどう選ぶ?必要栄養素など】をご確認ください。

③食器類

飲み水や食事の器、ゲージやサークルにつける給水機、お散歩に行くときの給水ボトルを準備しましょう。トイプードルの食べやすさに配慮して、食事台があると尚良いでしょう

④首輪とリード

首輪(またはハーネス)とリードは必須アイテムです。保護犬譲渡時にくれる方や団体もいますが、そうでない場合は事前に首のサイズや胴回りサイズなども確認して購入しておきましょう

⑤その他

上記以外にも、ペットシーツやトイレ、うんち袋、ブラッシングブラシ、車で移動する際のバリケンなど準備しておくと良いでしょう。

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新たな家族、トイプードルのために整えておきたい環境

トイプードルは、四肢の脱臼や骨折トラブルが多い犬種です。

保護犬の生活スペースには事前に滑りにくい素材(四肢に負担がかからない)のカーペットやクッションフロアを準備しておきましょう。高い段差も危険ですので、そのような場所ではスロープや犬用の階段を設置しておくことをおすすめします。

また、温湿度管理ができる冷暖房設備も必要です。

温度管理はもちろん、皮膚の弱いトイプードルの場合は湿度が高いと皮膚病を発症しやすくなります。温湿度計も準備しておき、適切な管理ができるようにしておましょう。

保護犬を迎え入れる前に考えておきたいこと

トイプードルに関わらず、犬を家族として迎え入れるのであれば、生涯その子を幸せにしてあげなければけません

保護犬の場合は、子犬を新しく迎え入れるのとは勝手が違うことも多いので「その子を生涯幸せにできるのか」しっかりと考えておきましょう。

生涯家族として大切にする

当たり前のことですが、犬は家族の一員であり生き物です

保護犬の場合、病気を発症していたり老衰している、狂暴性がある、問題行動があるなど、実際に一緒に生活してみないと分からないことも多くあります

仮に健康体の犬ということで譲渡契約を行ったとしても、100%病気にかかっていないというわけではありません。何か問題が生じても、その犬の性格や病気としっかり向き合う覚悟をしておきましょう。

特に保護犬が来たばかりの頃はお互いに信頼関係ができておらず、トイプードル自身も不安定な精神状況になります。

長い年月をかけて信頼関係を築くことができるよう、しっかりと愛情を注いであげることが大切です

ドッグフード代や医療費

トイプードルに関わらず、犬を飼うためにはお金と時間の余裕が必要です。ドッグフード代や医療費だけでなく、トリミング代やペットシーツ、うんち袋などの生活必需品、事前準備費用など意外に多くのお金がかかります。

保護犬にしっかりとした生活を送らせてあげられるのか、十分考えた上で迎え入れましょう。

時間の余裕

トイプードルの保護犬を迎え入れるためには、十分な時間が確保できるか否か考えておくことが大切です。

犬は人とのコミュニケーションを多く必要とする生き物であり、運動量が少ないトイプードルのような小型犬であっても、気分転換でお散歩を中心としたお出かけは必須です。

愛犬と一緒に過ごすことができる時間の余裕があるかどうか、今一度考えてみましょう。

トイプードルの保護犬と幸せになろう!

今回は、トイプードルの保護犬を探している方のために、里親探しをしている団体や保護犬の迎え入れ準備について紹介しました。

保護犬の場合は、新たな家族に慣れるまでに時間がかかり、精神状態や健康状態にも不安が生じやすいのが特徴です。

家族みんなで保護犬を支えて、良きパートナーとして生涯暮らすことができるよう、事前に色々な準備をしておきましょう

その他、トイプードルについての情報は【トイプードルカテゴリー】をご確認ください。

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監修者:望月 紗貴

うちのトイプー開発責任者。犬の管理栄養士、愛玩動物救命士、ペット看護士資格、ペット介護士資格、ペットセラピスト資格、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー、その他上級食育士、アレルギー対応食アドバイザーなど、数多くの資格を保有。過去にドッグトレーナーとして働き、現在は愛犬ゴールデンレトリバー、ドーベルマン(元保護犬)、ボルゾイ、ボーダーコリー、愛猫3匹と暮らす。愛犬バーニーズマウンテンドッグの腫瘍発覚後から、長年の間犬の生物学を学ぶ。

公式HP:https://true-dog-lover.com/

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