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タイニー・プードルという犬種を聞いたことがありますか?タイニー・プードルの「タイニー」は、「とても小さな」という意味があり、言葉通りトイ・プードルよりも小さなプードルです。
今回は、タイニー・プードルを飼いたいと思っている方やタイニー・プードルの詳しい情報を知りたい方のために、タイニー・プードルの人気の秘密、性格や飼い方について詳しくご紹介します。
なお、タイニー・プードルは発症しやすい病気がトイ・プードルと同じですので食事管理について詳しく知りたい方は、【トイ・プードル用ドッグフードはどう選ぶ?必要栄養素など】もご確認ください。

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タイニー・プードルの人気の秘訣は?

タイニー・プードルはJKC(一般社団法人 ジャパンケネルクラブ)では正式犬種として認可しておらず、トイ・プードルとして分類されます。
タイニー・プードルの正式な定義はなく、タイニー・プードルであっても標準的なトイ・プードルほどの大きさに育つ場合もあります。
- 原産国 フランス
※トイプードルが小さく改良された(タイニープードルが生まれた)のはアメリカ合衆国 - 英語表記 Tiny Poodle
- サイズ 超小型犬
- 体高 〜25cm(個体差あり)
- 体重 2〜3kg(個体差あり)
飼いやすさ
タイニー・プードルは、特徴である小さな体格や性格など多くの理由から飼いやすい犬種です。身体が小さいため、賃貸でも家の中で遊んであげることができ、大型犬と比べるとドッグフード代が安く済みます。
タイニー・プードルは非常に賢いため正しい上下関係を築くことができれば、犬を飼った経験がない方でも比較的飼いやすい犬種です。
被毛
タイニー・プードルは、人気のレッドやアプリコットをはじめとする10種類以上の種類豊富な被毛と、「シングルコート」と呼ばれる毛が抜けにくい被毛が特徴の犬種です。
「シングルコート」とは、アンダーコートと呼ばれる保温などの役割をしている毛が生えていない被毛のことです。
他にも「ダブルコート」と呼ばれる種類があり、シングルコートに加えて皮膚を保護する役割のある「オーバーコート」が生えている被毛です。
その他の情報
タイニープードルは、歴史が浅い犬種で体高や体重に個体差が多くみられます。
小さな体が魅力的ですが、小さいままでいて欲しいなどの理由でごはんの量を減らしてしまうと、さまざまな健康トラブルを引き起こすおそれがあるため、適量のごはんを与えるようにしましょう。
タイニー・プードルの性格
タイニー・プードルによって個体差がありますが、基本的にトイ・プードルと似た性格になる傾向があり、人懐っこく落ち着いた性格の犬が多くて小さな子どもや高齢の方がいるご家庭にも向いています。
タイニー・プードルに関わらず小さな犬種は、気が強くなりやすいのが特徴。甘やかしてしまうと、上下関係が逆になってわがままな性格になってしまうので、しつけはしっかり行うようにしましょう。

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タイニー・プードルの飼い方やしつけ方法

タイニー・プードルの飼い方やしつけ方法はトイ・プードルと似ているところが多くありますが、個々の性格に合わせてしつけを行うことが大切です。
ここでは、タイニー・プードルの飼い方の基本について、生活環境・お散歩・日頃のケアのカテゴリーに分けて詳しく解説していきます。
生活環境
タイニー・プードルは体が小さいため、些細なことで怪我をすることがあります。
他の犬種では問題ない段差やソファーなどの高さがある家具から降りたり、落下してしまった場合に脱臼や骨折する危険性があるので十分注意が必要です。
危ない段差がある場所へは行かないようにしたり、ローソファーにする、滑りやすい床材を使用しないなど、生活環境を整えましょう。
お散歩
タイニー・プードルは小さいため、室内で遊んでいればお散歩は必要ないと思われることがあるかもしれません。
しかし、散歩は運動不足を解消するだけではなく、他の散歩する人や犬と関わることで社会性を身に付けたり、太陽の光を浴びて風や草木の匂いを嗅いだりすることで精神的健康を保つ効果があります。
タイニー・プードルは、基本的に15〜30分程度のお散歩を1日2回に分けて行うのが理想とされていますが、同じタイニー・プードルでも個体差により必要な運動量が異なります。
また、過度の散歩や運動は怪我を引き起こすおそれがあるため怪我などに注意をしながら、愛犬の健康のために適度に散歩してあげましょう。
なお、お散歩については【犬の散歩のしつけ方法やしつけ時の注意点など】をご確認ください。
日頃のケア
タイニー・プードルは、特徴的な体質から日頃のケアが欠かせません。
体質が原因となる健康トラブルが多いため、愛犬の皮膚に異常がないかをチェックしながらブラッシングをしたり、涙やけの症状があれば清潔なコットンなどで拭いてあげるなど、日々の定期的なケアが必要です。
他にも、可愛い垂れた耳が原因となり、外耳炎を中心とした病気を引き起こしやすいため、散歩後に耳掃除をするなど清潔な状態を保つように心がけてください。
普段と違う症状や変化があった場合は、ひどくなる前に獣医師に相談しましょう。
なお、タイニー・プードルは、トイ・プードルと気をつけたい病気が似ているため、詳しくは【トイ・プードルについてトイプー専門家が詳しく解説!】もご確認ください。
タイニー・プードルのしつけ方法の基本

タイニー・プードルは非常に頭が賢いため、しつけを行う際には飼い主との適切なコミュニケーションが欠かせません。
愛らしい姿から甘やかしてしまいたくなってしまいますが、過剰に甘やかすとわがままになるだけでなく上下関係が逆転してしまうおそれもあります。
また、飼い主や家族よりも自分の立場が上だと認識した場合に、遊んで欲しい・散歩に行きたい・お腹が空いたなど、自分の要求を強く示すようになり無駄吠えの原因になります。
タイニー・プードルのしつけをする上で重要なことは、良いこと・悪いことを飼い主さん自身がはっきりと決めておくことです。
家庭内で統一性のないしつけをしてしまうと、犬が混乱してしまうので家族全員が良いこと・悪いことを決めておき、しつけやコマンド(指示を出すときの言葉)に統一性をもちましょう。
また、指示を出すときの掛け声(コマンド)は、言葉が短い方が犬が理解しやすいため、できるだけ短い掛け声を使用してください。
タイニー・プードルに限りませんが、人の子どもに教えるときのような感覚で愛情を注ぎながらしつけを行うことが大切です。
なお、基本のしつけについては【必ず必要!犬の5つの基本しつけと方法】をご確認ください。
愛らしいタイニープードル

とても小さくぬいぐるみのような可愛さで人々を魅了しているタイニ・ープードル。今回は、多くの魅力を持つタイニー・プードルの人気の秘訣や性格、しつけ方法など幅広くご紹介しました。
タイニー・プードルは、トイ・プードルと共通する部分が多くあるため、トイ・プードルに関するその他の情報は「トイプードルカテゴリー」をご覧ください。

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うちのトイプー記事作成担当。犬の管理栄養士、犬の管理栄養士アドバンス、ドックトレーニングアドバイザー、ドックヘルスアドバイザー、愛玩動物救命士、愛玩動物介護士、ペットロスケアマネージャー、犬猫行動アナリストなどのペット関連資格を保有。愛犬との出会いをきっかけに「人と犬の生活をより良くするための力になりたい」という思いが強まり、犬の栄養学記事を主に執筆する。メスのチワワ×ミニチュアダックスフントのミックス犬2頭と共に暮らす。
Petime.Plus公式HP:https://petime-plus.com/

うちのトイプー開発責任者。犬の管理栄養士、愛玩動物救命士、ペット看護士資格、ペット介護士資格、ペットセラピスト資格、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー、その他上級食育士、アレルギー対応食アドバイザーなど、数多くの資格を保有。過去にドッグトレーナーとして働き、現在は愛犬ゴールデンレトリバー、ドーベルマン(元保護犬)、ボルゾイ、ボーダーコリー、愛猫3匹と暮らす。愛犬バーニーズマウンテンドッグの腫瘍発覚後から、長年の間犬の生物学を学ぶ。

うちのトイプー開発責任者。犬の管理栄養士、愛玩動物救命士、ペット看護士資格、ペット介護士資格、ペットセラピスト資格、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー、その他上級食育士、アレルギー対応食アドバイザーなど、数多くの資格を保有。過去にドッグトレーナーとして働き、現在は愛犬ゴールデンレトリバー、ドーベルマン(元保護犬)、ボルゾイ、ボーダーコリー、愛猫3匹と暮らす。愛犬バーニーズマウンテンドッグの腫瘍発覚後から、長年の間犬の生物学を学ぶ。